MZV-747-J ”SHADOW” RC-10

いよいよ大詰です―――
テムジン「シャドウ」第10回です―――。

デカール貼り〜終わらないヂゴク〜
だらだらやってたら一月以上掛かったよ。
実際、洒落にならない枚数なんで

300枚ぐらいじゃない?数えてないけど。


使用道具類

ウェーブのデカール用水入れ
綿棒、爪楊枝、カッター、ピンセット
セガワ・デカール用ハサミ
あとティッシュペーパー

マークソフター&マークセッター

デカール貼りの作業は写真を撮りながらの進行が難しいので要点だけ。


凸モールドに貼る場合

デカールは大きめに切り出します

徐々に余白を切り落としていきましょう

台紙側に水をつけたら直ぐに引き上げて

ティッシュで余分な水を切ります

糊が溶けるまでにパーツにマークソフターをひと塗り

糊が溶けたらデカールを少しずらして台紙側をピンセットで摘む

大体の位置を決めたら、軽く湿らせた指で押さえます

ゆっくり台紙を引き抜きます

水気・空気を抜きながら位置を合わせていきます

先に塗ったマークソフターが染み込んできて柔らかくなったら
下にあるモールドの位置も判るようになるので合わせていきましょう

今度は表面からマークソフターをひと塗り

しばらく放って置くと更に柔らかくなります

そうしたら、湿らせた綿棒で上から押さえ付けていきます
このとき綿棒がパーツの上で滑らないように。デカールがズレますので。

これでかなり馴染んでくると思います

デカールが乾いてきて伸びなくなってきたら更にマークソフターを塗る

先を濡らした爪楊枝で更にモールドに馴染ませていく
このときも先が滑らないように。今度は破れますよ。

細かな皺が残ってますがこんな感じ

完全乾燥させると皺も伸びて目立たなくなります

下の写真の8枚貼るのにざっと2時間―――。


凹モールドに貼る場合
基本的に凸モールドに貼る時と変わりませんよ
デカールを大まかに切り出して

徐々に余白を切り落とします

台紙側に水をつけたら直ぐに引き上げ

余分な水分を切ります

今回は凹モールドに溜まるようにマークソフターを塗る

糊が溶けたらデカールをパーツの上に

大体の位置を合わせます

表面からマークソフターを塗る


塗り過ぎた場合は湿らせた綿棒で吸い出してください

皺が寄ってきたら湿らせた綿棒を転がして皺取りしてください。
この時も綿棒が滑らないように。

でこんな感じに

あまり馴染まないようでしたら凹モールドにカッターで数ヶ所切込みを入れて

切れ目にマークソフターを流し込む感じに塗る

コレでかなり馴染んでくるはずなので先を濡らした爪楊枝で

細いモールドなんかではカッターの背の部分を使うのもアリかと

完全乾燥させる

こんな感じで残りもぱっぱとやっつけましょう♪


補修
デカールが破れたりちょっとずれたりしたときは
完全乾燥させて先の塗装のときに使った色で補修


↑ビフォー↓アフター


仮組み



まぁ、一見完成してそうに見えるけど
塗装とデカールの表面のツヤがバラバラで変。


・・・次回は仕上げ編〜クリアーパーツ〜
   まだまだ作業は続くのだゾィ。